夢日記

以前何回か夢日記を書いていた時期があります。希望の夢ではなく睡眠の夢です。朝起きた時にスマホのメモに覚えている夢の内容を書くということをやっていました。

夢日記を書くと夢を忘れにくくなります。たいてい見た夢ってその日の夜には忘れてますよね。それが、夢の記録を書いているとわりと一週間後とかにも覚えてたりします。必ずじゃないですが。

夢日記を書き始めたのは高校生くらいの時だと思います。きっかけはネットで明晰夢についての記事を読んだからで、当時(というか今も)自分はそういうのに興味津々でした。現実逃避というのもあるし、ここではないどこかに行きたい(これも現実逃避か)というのもありました。自分は現実で楽しむというよりも、非現実の比重をひろげるのが好きです。好きというか、そういう傾向があります。まぁ夢を見たりフィクションを見たりしてる体験も現実なんですが。とにかく明晰夢が見たくて夢日記を書き始めました。そのあと何回かやめたり再開したりしてますが、毎回明晰夢が見たくて再開してます。明晰夢はほとんど見られたことはないです。一度だけ、明晰夢っぽい時がありましたが、すぐ起きてしまったのでほぼゼロです。具体的に明晰夢を見て何になるんだろう。明晰夢を習得したとしても、人生がすごく生きやすくなるということはない気がします。もしかしたら、寝た気がしなくなってより寝不足みたいな状態になるだけってこともあるかもしれません。でもパラレルワールドみたいでわくわくしますよね。

夢日記をかくモチベーションは他にもあって、未来の自分へのプレゼントみたいな側面があります。毎日夢日記を書いていって、ある程度たまってきたときに、以前の夢日記を読み返すのってそれなりに暇つぶしにはなりそうですよね。書いてあることは支離滅裂な内容でも、実際に自分が見た夢なので、朧げながらに夢を見てる時のことを思い出したりできそうです。

夢日記を書くときは、いつも実在する登場人物の個人名は伏せていました。夢って結構昔の知り合いとか好きだった人とか出てきて、そういうのって自分しか読まないメモでも、なんとなく書きずらくてイニシャルとかでぼかして書いてしまいます。これは後から読み返すときにはマイナスですね。その時にそのイニシャルが誰なのかわからなくなっちゃうかもしれないので。しかたないです。

今日、久しぶりに夢日記を書いてみようかなーと思いました。とくにきっかけとかはなくて、なんとなくそう思いました。

ちなみに高校生の時は、明晰夢以外にもタルパとかカバラーとかにもはまってました。精神的に追い込まれるとこういうのに気持ちがもっていかれがちです。高校生の時って過去形で書いてるけど、高校生以降の人生では基本的に精神的に追い込まれてる気がするので、ずっとそんな感じです。あとこれは関係ない話だけど、自分の欲しいものリストとかを見返すと、追い込まれてた時にたくさん追加してました。

夢日記は当然公開しません。夢って自分では面白いと思っても人に話すとすごくつまらなそうにされるので。