店で服を買う

店で服を買うのが苦手という話です。

店で服を買った経験がゼロなわけではなく、以前で2回ほど店頭で服を買ったことがあります。

幸いなことに、店まで行かなくても、ネットで服を買うという手段もあります。僕もネットで服を買ったことがあります。ネットであれば多少は気楽に服が買えるため、店が苦手なせいで着る服がないといった事態は避けられます。というわけで、店で服が買えないというのはそれほど切羽詰まった問題ではないです。

(とはいえ、お金がかかるとか、サイズがわからないとか、肌触りがわからないとかで、ネットでも服を買い渋っています。結果的にとても少ない数の服をローテーションで着ています。)

最近考えてたのは、服屋で服を買えないことについて、克服するべき問題と捉えるべきか、服はネットで買うと決めて悩むのをやめるかというところです。

僕はよく、休みの日に家にいづらくてふらふら街に行くことがあります。街には服屋があります。服屋を見ると、「普通の大人は自分の必要なものを店で買ったりして生活している」というのが頭の中に入ってきて、そんなこともできなくて自分は大丈夫なのか、という気持ちになります。(今回は服について書いてるけど、他にもリュックが欲しいのに全然買えてない問題とか、靴買うのがすごく大変だった問題などがあります。でも多分服と同じことです。ちなみに、同じ店でもコンビニ、スーパー、本屋で買い物とかはできてます)

服屋に入れないのは、服が多すぎて何を手に取れば良いのかわからないとか、試着の仕方がわからないとか、そもそも服屋に入って良いのかわからない(多分入って良いに決まってるのですが、なんとなく自分は入ってはいけない気がする)といったところです。

たくさんある服から、手に取る服を選ぶのって難しいと思います。まず、普通はこういう服を着るのが無難という共通感覚みたいなものが多分存在していて、僕にはそれがわかっていません。それから、着たい服がなんなのか自分自身でわかってないというのもあるのかなと思います。

とにかく、そんなことを考えながら結局服は買えず、心にダメージを負って帰宅し、休日を終えることになります。

先日、これはもう諦めるのが一番楽なのでは?と思い始めました。できないことができるようになれば何となく成長した感じがするし、休日も少し有意義になった気もするので、克服のつもりで街に繰り出したりしていましたが、これが克服できたところでたくさんある欠点が一つなくなるだけです。自分には全部克服しようとすると気が遠くなるような大量の欠点があるわけで、頑張って普通に近づく努力をし続けるってすごくしんどいんですよね。できないことをいろいろ抱えたまま過ごしていくのもダメというわけではないんじゃないかなと思いました。そのうち気づいたらできるようになってたみたいなこともあるかもしれないし。

書き始めた時に思ってた内容とかなり違う文章になってしまった